農業利益創造研究所

農業経営

「農業王2022」 受賞者決定!持続可能な農業経営の実現を応援します。

一般社団法人農業利益創造研究所とソリマチ株式会社は、日本農業に無くてはならない個人事業農家を応援するために、優れた経営内容で、持続可能な優良経営を実践している農業者を表彰する「農業王 アグリエーション・アワード 2022」を実施しました。

本アワードでは、約10万件の農業会計データと関わるソリマチ株式会社が、日本全国から寄せられた青色申告決算書データを一般社団法人農業利益創造研究所の独自スコアリング技術にて分析し、九州大学大学院 教授 南石 晃明氏、農業経営支援研究所 代表 木下 徹氏など、農学博士・学識経験者等で構成される委員会にて、経営の安定性・成長性・社会性・地域貢献性、そして持続可能性を兼ね備えた経営者を選考し、16人の受賞者を決定いたしました。

※2023年の募集も開始しています。詳細は下記をご覧ください。
持続可能な農業経営者アワード「農業王2023」募集開始

選考方法

応募者の青色申告決算書をもとに経営の安定性・成長性を評価して全国108人を選考し、その経営者へのヒアリング調査により経営力や持続可能性をもとにさらに選考を行い、最終的に北海道から九州までの9ブロックから、普通作(米+麦・大豆)部門、野菜部門、果樹部門、畜産部門の4部門16人の「農業王」を選出いたしました。

選考基準

■適正な所得を生み出して、安定的な経営であること
■適正なコストで最高の収益を生み出す、効率的な経営であること
■現状に満足せず常に改善し、新しいことに取組む経営であること
■消費者に安全安心な農産物を提供している経営であること
■地域や社会に貢献し、影響力を与えている経営であること

このように、「優れた経営・社会性・持続可能な農業」を実践している経営者が「農業王」です。受賞者へは、トロフィー、認定書、経営診断書、などを贈呈させていただきます。今後は、受賞の模様や受賞者様の受賞理由、経営内容などを随時発信して参ります。

「農業王2022」受賞者

北海道ブロック
経営者名所在地営農類型主要作目
森 健二北海道 余市郡余市町果樹りんご、洋梨
藤波 志伸北海道 虻田郡京極町畜産酪農
東北ブロック
経営者名所在地営農類型主要作目
木村 優仁青森県 西津軽郡鰺ヶ沢町果樹りんご
北陸ブロック
経営者名所在地営農類型主要作目
野村 浩治福井県 南条郡南越前町普通作水稲
小柳 雅弘新潟県 新潟市南区果樹日本梨、西洋梨
関 克史新潟県 長岡市畜産黒毛和牛
関東・東山ブロック
経営者名所在地営農類型主要作目
田野井 淳栃木県 鹿沼市野菜いちご
池田 武久長野県 中野市果樹ぶどう、りんご
東海ブロック
経営者名所在地営農類型主要作目
塩谷 康司静岡県 伊豆市野菜わさび
近畿ブロック
経営者名所在地営農類型主要作目
山口 茂和滋賀県 高島市普通作水稲、柿
中国ブロック
経営者名所在地営農類型主要作目
林 実山口県 長門市畜産和牛繁殖
四国ブロック
経営者名所在地営農類型主要作目
井上 泰志徳島県 板野郡松茂町野菜さつまいも
高原 幸子香川県 東かがわ市普通作水稲、麦、さとうきび
九州・沖縄ブロック
経営者名所在地営農類型主要作目
打越 雅俊鹿児島県 指宿市野菜スナップエンドウ
永松 久昌福岡県 筑後市果樹梨、桃
穐永 忠夫宮崎県 都城市畜産和牛肉用牛

 この記事を作ったのは 農業利益創造研究所 編集部

農業者の簿記データとリサーチデータをデータサイエンスで統計分析・研究した結果を、当サイトを中心に様々なメディアを通じて情報発信することで、農業経営利益の向上に寄与することを目標としています。