
一般社団法人農業利益創造研究所とソリマチ株式会社は、日本農業に無くてはならない個人事業農家を応援するために、優れた経営内容で、持続可能な優良経営を実践している農業者を表彰する「農業王 アグリエーション・アワード 2025」を実施しました。
本アワードでは、2024年ソリマチ農業簿記ユーザーの個人情報を除いた青色申告個人農家のデータ15,780件を分析し、九州大学名誉教授 南石 晃明氏、新潟食料農業大学 准教授 青山浩子氏など、農学博士・学識経験者等で構成される委員会にて、経営の収益性・安全性・成長性・地域貢献、そして持続可能性を兼ね備えた経営者を選考し、受賞者を決定いたしました。
選考方法
選考対象者15,780件の青色申告決算書をもとに経営の収益性・安全性を評価して102名を選考し、その経営者へのヒアリング調査により経営力や持続可能性についてさらに選考を行い、最終的に北海道から九州までの9ブロックから、普通作(米+麦・大豆)部門、野菜部門、果樹部門、畜産部門、花き部門の「農業王」を選出いたしました。
農業王には2つの賞があります。
1.収益性、安全性、経営力、地域貢献、持続可能性に優れた「SDGs農業賞」15名
2.収益性、安全性に優れた「優良経営賞」87名
受賞者へは、賞状、トロフィー、ステッカー、受賞農場と全国平均を比較した経営診断書、などを贈呈致します。
農業王受賞者の経営の特徴
この農業王アワードは2022年から行われており、今回で4回目となります。農業王を選ぶために2024年の簿記データを分析しましたが、今回目立った点は稲作経営の所得が大幅に向上したことです。
稲作経営の全国平均で、2023年の世帯農業所得が490万円でしたが、2024年は846万円と上昇しました。まさに米価が上がった結果です。
また、気づいた点といえば、簿記のデータから収益性・安全性が高い経営を100人選ぶ際に、毎年の常連さん農家が増えてきたことです。
良い経営を行っている農家は、毎年良い結果が出ているという当たり前のことだと思います。
農業王「SDGs農業賞」15人の経営の特徴
ヒアリング調査を行って選ばれた、「経営力を持ち地域貢献を実践してる」などの持続可能な経営を行っている15人の経営はさらにすばらしいです。
一言で言うならば、以下のような特徴が見受けられます。
・他業種で経験してから 就農するケースが多い
・現状に満足せず、何かしらの工夫や挑戦がある
・機械を長く使ったり、道具を工夫したり、倹約家である
・反省→改善案→実行、のサイクルを回している
・自分だけでなく、地域が良くなるための活動を行っている
・女性(奥様)が活躍している
・農業簿記をつけており、経営を数字で把握している
ぜひ当研究所のサイトに掲載されている農業王受賞者のインタビュー記事をご覧ください。
農業王2025 受賞者一覧
「経営はバランスである」とよく言われます。人、もの、金をバランスよく活用し、最大限の利益を生み出し、そして永続的に発展していくことが重要ですが、農業王の受賞者はその経営バランスに優れた経営者であるといえます。
農業は儲からないと言われますが、そんなことは無いのです。工夫次第では農業だって儲かるんだということを知ってもらいたいですね。
農業王の中でも特に優良な経営の15名は現地にてインタビューをして、経営の秘訣・工夫をこのサイトで記事として掲載しますので、ぜひご覧ください。
「農業王2025」受賞者一覧はこちらのサイトをご覧ください。
「農業王2025」 受賞者決定!ソリマチは、持続可能な農業経営の実現を応援します。
関連リンク
ソリマチ株式会社 「農業王 AGRIATION AWARD」
